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経済指標

FXにおいての為替介入の歴史と影響

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市場は時にはオーバーシュートする

市場は基本的にファンダメンタルによって動いています。

 

つまり、為替・FX・バイナリーオプション市場も株式市場もファンダメンタルに基づいて市場の価格が形成されていることは、FX初心者や株式投資の初心者でも知っていることです。


しかし、市場は時にはオーバーシュートします。例えば、1989年12月の日経平均株価は38,900円台の史上最高値まで買われました。

しかし、振り返ってみると1987年に主力の大型株は軒並み史上最高値を付けていましたから、2年間はオーバーシュートした可能性が高い訳です。
※オーバーシュート 行き過ぎた変動の事。

また、近年の為替市場に於いても日本の経済の実力は落ちているにも関わらず、75円台まで円高が進んでいることはオーバーシュートとも言えます。従って、市場は常にオーバーシュートするとの前提に立てば、オーバーシュートした時には当局がオーバーシュートを和らげる市場介入をすることが必要とも言えます。

日銀の為替市場介入が為替介入

特に、為替市場の市場介入は大々的に報道されますが、現在の株式市場に於いても日銀のETF買いや年金の買いなどで株式市場が極端に安くなった場合に当局が買いを入れています。

只、為替市場の市場介入は金額的にも規模が大きく、市場関係者のみならず世間一般の関心も高いのです。そこで、1990年以降の為替介入の歴史を振り返って見ることで為替介入の効果を見てみます。

まず、1995年2月17日~9月22日に掛けて、4兆9,589億円の円売りドル買いの市場介入が行われました。この時は1ドル79円台まで進んだ円高による日米貿易摩擦を懸念しての介入でした。

また、2001年9月17日~9月28日に掛けて、3兆2,107億円の円売りドル・ユーロ買いの市場介入が行われました。

 

この時はアメリカ同時多発テロの後の円高を防ぐ狙いでした。


更に、2003年5月8日~2004年3月16日に掛けて、史上最高の32兆8,694億円の円売りドル・ユーロ買いの市場介入が行われました。

 

この時は円高の是正とデフレの克服が目的でした。


そして、最近の例では2010年9月15日に2兆1,249億円の円売りドル・ユーロ買いの市場介入が行われました。

 

この時はFX市場でも15年ぶりに82円台まで上昇した円高の是正が目的でした。


この様に過去20年間だけを見ても巨額の為替市場介入が行われてきました。そして、為替の市場介入の効果には2つの側面が考えられます。

1つ目は市場介入の政治的な意味です。それぞれの時期の市場介入の政治的な意味は否定できません。円売りドル買いなどのアナウンスメント効果も有った筈だからです。

そして、もう1つの効果はマーケット的な効果ですが、結局、振り返って見ると巨額の円売り介入を繰り返したにも関わらず円高は進んできた訳で、市場介入のマーケット的な効果は限定的だったと言えます。

こういったファンダメンタルズによる予測はFX初心者には難しいものになっています。評論家などは勝手な評論をして言った事への責任追及はないので実際にFX取引をしていない評論家が多いのが現状です。

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