テクニカル指標の種類

為替相場は適当に雰囲気で推し量れるよなものではありません。

そのためにもテクニカル指標というものがあり、今後の為替相場の動きに関するトレンドをしっかりつかむ助けにする必要があります。

テクニカル指標を駆使すれば必ず成功するというわけでもありませんが、少なくともテクニカル指標や重要指標を参考にすれば、手出しをしないほうがよい時期の判断材料になります。

1つのテクニカルを極める、複数のテクニカルを使う、ポジションを持つ・利食い・損切りのポイント別で使い分けるなど、自分にあったテクニカル分析をみつけてください。

移動平均線

移動平均線は、最もポピュラーなテクニカル分析であり、簡単ですが使い方・見方も様々。

短期線長期線で相場の相対的な流れを読む指標です。

一般的には、短期線長期線を上抜けゴールデンクロス)すればロング(買い注文)サイン、短期線長期線を下抜けデッドクロス)すればショート(売り注文)サインです。

短期線・長期線の平均をとる日数を変えてみたり、中期線を入れて3本で見たり、時間足を変えるだけでも相場観は変わってきます。

日足で大まかな相場の方向性を確認しておき、スキャル・デイトレのリスクヘッジをしたり、スキャルの利食いポイント・逆張りポイントを日足で見て抵抗線を確認したりと色々確認して自分のものにすることで、移動平均線だけで勝ち続けるトレーダーもいるくらい優れたテクニカル指標です。

一目均衡表

一目均衡表は売り圧力と買い圧力のバランスを推し量るテクニカル分析です。

転換線 過去9日間の高値と安値の平均値
基準線 過去26日間の高値と安値の平均値
遅行線 当日の終値を26日前にさかのぼって記入した線
先行スパンA 転換線と基準線の平均値を26日先に記入した線
先行スパンB 平均値を26日先に記入した線
先行スパンAと先行スパンBの間のスペース

表を見てもピンときませんが、参考にしているトレーダーも多いテクニカル分析なので見方を覚えておくと便利です。

転換線基準線を上回っていればロング(買い注文)サイン、転換線基準線を下回っていればショート(売り注文)サイン。

基準線が上を向けばロング(買い注文)サイン、基準線がを向けばショート(売り注文)サイン。

遅行線はローソク足の上値のレジスタンスや下値のサポートラインになり得る。また、遅行線を上抜け・下抜けするということはそれだけ強い相場の動きがあるということ。

も上値のレジスタンスや下値のサポートラインになり得る。雲の厚さが厚いほど抵抗が強いという見方をするので利食いポイントや逆張りポイントになる。

また、雲の中にローソク足が入った時には雲の上下線が抵抗になり雲の中のレンジで推移する。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、5本の線で相場の反転を読むテクニカル分析です。

移動時平均線を中心として上下2本の標準偏差の計5本で形成されます。

5本の線は以下の通りです。

移動平均線 指定日間の終値の平均(9・21日など)
上の1標準偏差 63.8%の確立でレートの上値になる
上の2標準偏差 95.5%の確立でレートの上値になる
下の1標準偏差 63.8%の確立でレートの下値になる
下の2標準偏差 95.5%の確立でレートの下値になる
1標準偏差バンド レートは63.8%の確立でバンドの範囲内で推移する
21標準偏差バンド レートは95.5%の確立でバンドの範囲内で推移する

ローソク足が移動平均線付近で推移していれば相場は安定していると言うことです。

バンド内で推移する確立が高いというテクニカルなので、バンド上部にローソク足が近づけばショート(売り注文)サイン、バンド下部にローソク足が近づけばロング(買い注文)サインという見方が出来ます。

しかし、順張りで使われることの方が多い。1標準偏差を超えてきた場合、2標準偏差まで順張りでついていく。2標準偏差で反転しなければそのままついていく。

バンドが広がってくるとボラティリティが高いということなので2標準偏差を超えてくることも多い。

RSI

RSIは、相場の買われすぎや売られすぎを推し量るテクニカル分析です。

買われすぎたものは売られる、売られすぎたものは買われるといった振り子の理論で相場を見極めます。

100%に近ければ買われすぎで、0%に近ければ売られすぎと言う見方をし、相場の反転機を示す指標になります。

上昇時には、70%超から下落した所、下降時には30%から上昇した所が一般的に目安にされています。

MACD

MACDは、2本の移動平均線の絡み具合を見て判断するテクニカル分析です。

移動平均の計算には、指数平滑移動平均(EMA)というものを使っており、その計算式は複雑ですが判断の仕方は単純です。

早く動く線(MACD)が、遅く動く線(シグナル)を上抜けしたらロング(買い注文)のサイン、下抜けしたらショート(売り注文)のサインといったものです。

移動平均線の絡みを併用することにより、高い確率のサインとも成り得る。