ロシア経済危機勃発で一転円高へ

前回のコラムでは米ドル/円はこのまま年内は120円台で落ち着きそうですねとお話いましたが、やってくれました。原油安によるロシア経済危機の勃発。相場は本当に予測どおりには行かないものですよね。

そもそもロシアがウクライナのロシア派への援助などウクライナ情勢に関与して併合をもくろんだところがこの危機の発端でした。このロシアの動きに難色を示す欧米諸国の経済制裁によりじりじりとロシアルーブル安になってきて、止めがOPECの原油生産維持決定により原油安となり産油国であるロシアの経済悪化予測からルーブルを手放す投機筋が相次いだ事により史上最安値をたたき出す結果となってしまいました。

ルーブルを手放した投機筋はいつもどおり円に戻って円高の状況を作り上げてしまいました。ロシアはOPECでのサウジアラビアの生産維持の意見とアメリカが仕掛けてきたとプーチン大統領声明を発表したがなんとかこの状況を乗り切ってもらいたいものです。

サウジアラビア・アメリカが仕掛けたのだとしたらウクライナ進行をストップすれば解決する話なんでしょうけどね。

FXをする方としては円安の方が基本取引はしやすいでしょう。異次元緩和も継続中ですから円を売る事によりスワップ金利も発生してくるのでそちらの方が長くポジションも持ちやすいと言うものです。

アベノミクスの経済政策の中心である円安は給与増に繋がっていない、中小企業は原材料高で逆に苦しいと評判はそれほどいいものではないですが、実際は日本のナンバーワン企業のトヨタが創業以来最高利益をたたき出している訳ですから円高を望むのは早計だと感じています。

円安のまま原油安となると電気代なども下がり、燃料費も下がるので助かる中小企業もあるのでしょうがそうも行かないのが相場なんでしょうね。

編集部では円高時の教訓もあるので欲のかいたハイレバレッジでの取引はしていませんでしたので痛手をこうむることはありませんでしたがくれぐれもFX初心者の方が取引される場合はこういうこともあるので十分注意して取引してください。

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